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株式市場、先物・オプション市場

 さすがに27,000円までは下がらないと思うが・・・ 冴えない展開が続くのだろう!

2022-12-19
 おはようございます。
 
 今朝はともて良い天気だがとても寒い朝となっている。「天気に騙されるな!」ということだが、株式市場も先週は日経平均売り、TOPIX買いのような形で、買われすぎ銘柄が売られ、割安銘柄は買われるとまでいかなくても売られないという状況だった。いわゆるリスク回避という流れであり、欧米での金利上昇でその分リスクの低い方に動いているということなのだろう。

 ここから年末にかけて今年もIPO(新規上場)が非常に多くなっているが、上場日に高値を付けた銘柄がとても多く見られる。特に相場全体がリスクを回避するという流れでは新規上場で買われすぎとなるとその後は割安とまで行かなくても買われすぎが修正されるまで買えないということになるのだろう。そして、成長株と言っても特に成長が続く業種、業態だとしても個別にどの程度シェアが取れるのか競合などはないのか、というようなこともしっかりと見ていかないと割高に見えるところでは買えないということなのだと思う。しっかりと割高か割安かを判断する必要があるだろう。
 
27,500円の節目で下げ止まるかと期待されたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が下値を試す動きとなっており、27,000円の水準を試すことになりそうだ。ただ、大きな流れとしては27,500円~28,000円を中心として27,000円~28,500円、あるいは、26,500円程度から29,000円あたりの保ち合いということで良いのだろう。上下のトレンドが出るということでもなく上がれば売られ下がれば買われるということなのだろう。
 
週末の欧米株が引き続き軟調となったことで週明けの日本市場も売り先行となりそうだ。欧米の金融緩和の終了からの利上げや中央銀行の資産圧縮が続くなかで、リスク回避の流れとなって、割高銘柄が売られるという状況には変わりないのだと思う。売り一巡からの買い戻しがどこまで入るかが注目されるが、指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっておらず、買い戻しも限られそうで下値を試すことになるのだろう。
 
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