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 日銀の金融政策決定会合は何も変わらないのだろうが・・・ 買い戻し一巡から売り直されるものもありそうだ

2022-12-20
 おはようございます。
 
 冬至が近づき本当に陽が短くなった。天気は良いが寒い朝でまさに冬の朝という雰囲気になってきた。株式市場も日銀の金融政策決定会合を控えて動き難いとは言え、冴えない展開が続いているが、割高銘柄が売られ、割安銘柄が買われるという構図が続いている。この流れは今に始まったことでもないが、やはりバブル期以外はバリュー株が有利ということだろう。逆にいえばグロース株が買われすぎとなっている状況などが「バブル」ということなのだと思う。

 そしてバブル崩壊期にはバリュー株もグロース株も売られ、バブル崩壊の末期になるとようやく売られすぎのバリュー株から買い直されるのだと思う。まさに今はそうしたバブル崩壊末期ということでもあり、収益が安定している企業が売られすぎとなっているところから立ち直るという時期なのかもしれない。日本株はバブルという状況でもなかったが、グロース株などの修正安が続き、まだ割高銘柄の修正安も続いているが、リスク回避の流れもあって、割安銘柄への資金シフトが続くのだと思う。日銀の金融政策決定会合の度に金融緩和の終了が取りざたされる時期も近いのかもしれない。
 
27,500円を割り込んだことで今度は27,000円を試すことになりそうだ。雲を割り込むかどうかということなので下げ渋る場面もありそうだ。保ち合いの下限という認識で良いと思われるが、いったんは27,500円が上値として意識されるのだと思う。少し長い目で見ると依然として27,000円~28,500円程度の動きという意識で良いのだと思う。
 
米国株が引き続き下値を試すような動きとなっていることから、本日の日本市場も売り先行となりそうだ。日銀の金融政策決定会合を控えての買い戻し一巡感もあり、引き続き買われすぎ銘柄が売られるという状況だと思う。リスク回避の流れが続くなかで、割高銘柄の修正安が続き、割安銘柄が下支えするという構図は続くのだろう。
 
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