春山合宿 立山 奥大日岳

2022-05-07
山行日 5/3〜5/5(前夜発)
メンバー テラさん(CL)、マングースさん(SL)、クリンさん(食担)、テツくん(会計)、リエサン、としきさん、トリピー(記録)
コースタイム 
5/3 0:50 立山駅駐車場(車中泊) 8:50立山駅 ケーブル9:07 美女平駅 高原バス 10:00室堂バスターミナル 10:40室堂 12:00雷鳥沢キャンプ場
5/4 6:20雷鳥沢 7:50〜8:20一ノ越 9:00〜10:00雄山 10:20大汝山 10:45富士ノ折立 11:20真砂岳 12:54〜13:30別山 14:00〜14:10剱御前小屋 15:00雷鳥沢
5/5 5:40雷鳥沢 7:45〜8:00奥大日岳 9:40〜10:55雷鳥沢(テント撤収) 12:00室堂 12:48 高原バス 13:50 美女平からケーブル 14:05 立山駅 

5/2夜、クリン号と、としき号に分かれて、大阪を出発し、北陸道 呉羽PAにて合流。夜中に立山駅駐車場到着し、車中仮眠
5/3 5時頃よりリエさん、その後マングースさんが切符売場に並んでくれるが、すでに60人程の行列。(今回、アルペンルートの切符を、マングースさんが、WEBで発売と同時に買おうとして、瞬時に売り切れる) 5:50頃より切符発売開始。6:40始発でしたが、8:50のケーブルが取れました。観光気分でケーブル乗車 春山テント泊装備の入った、重量のある重たいザックを、スタッフの方が手際良く、ケーブルに連結した台車に載せて行くが、腰大丈夫かいな?と要らぬ心配‥‥。高原バスでは、観光アナウンスが流れ、ゆっくり見所を走ってくれるが、昨夜寝不足で、バスの車中、ほとんど寝てました!室堂着いてから、誘惑に負けて、高原そばで小腹を満たし、いよいよ出発。たくさんの観光客で賑わう中、今日は、雷鳥沢に下るだけ〜、と気軽な気分で歩き始めるが、すぐにザックの重さが背中にこたえます。途中のハイマツ帯で、雷鳥発見!ちょうど冬毛と夏毛の入れ替わり時期で、まさに「雷鳥の里」!雪山をバックに撮りたいな〜と粘るが、雷鳥はハイマツ帯の中をウロウロするだけで、中々出てきてくれません。それでもなんとか写真を撮り、雷鳥のお陰で、元気をもらい、雷鳥沢に到着しました。

すでに他のパーティでテン場はいっぱいでしたが、2張り分のスペースを見つけ、テント設営。それにしても、色とりどりのテントが並び、スキー板を置いて、テント脇でビール乾杯してたり、のんびり寛いでいる人を見ていると、どこかのスキー場か、まるで真夏のビーチのような賑わいでした。今日の行程は終わりなので、辺りを散策し、雷鳥沢ヒュッテで、缶ビールを購入。(なんと生ビールも売ってます!)テン場に帰って、マングース会長が作ってくれた、雪のテーブルと椅子で、としきさん達と、早速宴会開始。なんとも贅沢な時間でした。
夕食は、食担クリンさんの用意してくれた食材でお鍋を頂きました。野菜たっぷり鍋に、お出汁が美味しかったです。
翌日は、立山三山縦走です。出発する頃には、すでに明るくなっており、立山の雄大な景色を眺めながらの登山となりました。風も心配したほどではなく、トレースもしっかりついているので、慎重に歩けば、問題のある箇所はありません。斜面のトラバースに少し緊張しながら、絶景登山を楽しみました。

この日の夕食は、各自で準備の予定でしたが、昨日の食材が残っているので、再度、お鍋を用意。ただし、鍋の出汁がない!餅が残り少ない!クリンさんの持って来た塩も見当たらず。リエサンが持っていた、しじみ汁を投入して、なんとか味付け。餅も残り少なく、マロニーで腹を満たしました。が、このマロニー。軽い、かさばらない、出汁が滲みて美味しい、しかも意外に高カロリー!と、登山にはピッタリな優秀な食材というのを、改めて認識しました。最後の汁まで美味しく頂きました。ありがとうございました。
最終日は、奥大日岳往復登山です。この日も良いお天気で、こちらのコースは難しい箇所もなく、前日に引き続き、素晴らしい絶景を楽しむ事ができました。テツ君は、相当な枚数を写真に撮ったようです。テン場に戻ってテントを撤収しましたが、雷鳥沢は、室堂から近く、絶景が眺められて、春山でも水が汲み放題(煮沸要)、ヒュッテでビールも調達できるという、最高のテン場でした。室堂バスターミナルは、予想通り、たくさんの人でごった返していましたが、高原バスはひっきりなしに運行されており、意外に早く、乗車できました。
帰りは、途中の立山吉峰温泉ゆ〜ランドで汗を流し、16時頃現地を出発。帰りの北陸道は大した渋滞はありませんでしたが、名神で渋滞にあい、それでも、21時頃には、大阪に到着しました。
今回、当初予定していた岳沢ベースの西穂高沢が、数日前の豪雨と降雪で状態が悪く、直前で、剱沢を検討。私個人としては、体力、技術的に不安があり、雷鳥沢BCを希望。最終的に、結局全員で、雷鳥沢BCで行く事となりましたが、充実した春山合宿を体験する事ができました。リーダーテラさん、たくさんの情報提供と、指導ありがとうございました。(長時間の運転もお疲れ様でした)頼りない私を支えて下さった、メンバーに感謝です。皆様ありがとうございました。

今回の教訓:春山を侮ってはいけません。日焼け防止対策は万全に。帰りの温泉で、鏡に映った自分の顔を見て、ビビりました。なんでもう少し、日焼け止めをきちんと塗らなかったんだろうと、激しく後悔。皆様もお気をつけて。
以上、山行報告でした。