主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 健幸11

2023-10-23

皆様、お元氣ですか?
健幸であるには、まず自分が幸せで健やかであることが大切です。自分が健康であると考えている人は少なく、何かしらの病気を抱えてしたりしますし、自分が幸せだと考える人はさらに少ないそうです。まずは何が幸せか考えてください。
以前も伝えたように、心の持ち方で幸せはすぐに自分のものになります。朝日を浴びて幸せを感じます。身体を潤す一杯の水にも感謝できます。何気ない会話にも、話し相手がいて幸せを感じます。もしこれが、毎日曇り空で、水道が止まって、話し相手もいなかったらどうでしょうか?とてもつらく感じるのではありませんか?
ですから、今日当たり前にあるようなことでも感謝すると、喜びに代わります。常に感謝している人は幸せです。
心が幸せであると、病気を抱えていても乗り越えていくことができます。病気は一種の警告です。これまでの習慣によって病気が起きてしまったということです。遺伝病の人がいますが、これは先祖たちの永い間に遺伝子が損傷してしまったのかもしれません。それでも先祖を恨んでもしかたのないことです。今、その病気と立ち向かって対応していくことが重要です。病気中の人はどうしても悲観的に考えてしまいがちですが。これは警告ですから、病気がなくなるように努力する必要があります。長年の影響で病気になったのであれば、治すのにも時間がかかるでしょう。病気になる前には、必ず何らかの不調があったはずです。その状態を未病といいます。未病のうちに生活習慣を見直して改善すれば病気になることはないでしょう。
誰でも自分の身体のことは自分が一番分かっているはずです。お医者さんではありません。医者は平均的な心身の異状については詳しいかもしれませんが、個別の状態について分かっているわけではないのです。皆様の身体の中には沢山の医者がいます。いわゆる免疫機能です。せきやくしゃみも免疫機能の一つです。身体から異物を出そうとしてせきやくしゃみや鼻水をだすのです。これらの防御反応が不快だと、咳止め、鼻水止めの薬を使えばそれだけ異物を体内に留まらせてしまいます。熱がでるのも発熱して細菌やウイルスを叩くためです。無理に解熱剤で熱を抑えれば、症状が長引くだけです。
医療は確かに進歩して、多くの病気を治すことができるようになっていますが、皆様は未病のうちに改善して病気にならないようにすることが出来ます。
簡単ですが、続けることが肝要です。
十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な活動、とこれを毎日続けることです。活動は、できれば仲間とすることが良いと思います。人間は一人では生きていけない作りになっているようです。安心できる仲間と活動していれば幸せを感じます。あとは、十分な睡眠、休養を確保して、食事も家族や仲間と一緒にすれば幸せですね。仲間といれば顔色や動きで調子の良し悪しを教えてくれるかもしれません。これで健幸ですね。