主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 良いニュース13

2023-12-09

皆様、良いニュースです。そして悪いニュースです。
このシリーズも結構続いていますが、巷に良いニュースが溢れるようになるまで続けたいと思います。となると一生続けないといけないことになりますね。
今回は、負けないことについて考えてみたいと思います。負けない=勝利ではないと思います。日本が8月15日に終戦しましたが、敗戦記念日ではありません。終戦記念日です。つまり日本人は敗戦ではないと考えたのでしょう。武力では負けたが、精神では負けていない、つまり大和魂は今後も続けていくぞとの思いがあったのではないでしょうか?
それは、大東和戦争で日本人が滅亡するよりも、終戦後の日本人の復興に希望を託したからに他なりません。軍部の一部には過激に最後の一人まで戦うと思い込んだ人がいたようですが、御前会議で昭和天皇は、自分の命がとられても日本人がいなくなるよりは良いと考えてポツダム宣言を受理したようです。天皇は当時日本人の最高権威者ですから、天皇の英断は今の日本人の基礎を作ったわけです。間違った判断をしていれば、広島、長崎だけでなく、日本各地に原爆を落とし、ダウンフォール作戦で、日本を壊滅する計画をアメリカは立案していたのです。ですから、昭和天皇の英断なくして、今の我々は生きていなかったかもしれません。
その後の日本の歩みは、素晴らしいものがありました。世界観が180度変わってしまったのに、何とか命を繋ぐように必死の努力があったのだと思います。その点で日本人は元々有能な人が多かったのでしょう。
前回、若い人達に声を掛けましたが、若さは力です。そして、有名なクラーク博士の「Boys,be ambitious.(青年よ、大志を懐け)」は、正に今の若人に伝えたい言葉ですね。
青年の意識調査で、日本の若者は他国に比べて何かのリーダーになるという人の割合がとても少ないそうです。確かに今の日本の状態は悪化の一途ですから、希望を持てないのも仕方がないのかもしれません。それでも、幕末の時代を考えてください。その時の若者は日本自体がどうなるかわからないような時代でした。その時に活躍したのが、何とかしないといけないと考えた若者です。中には脱藩して、犯罪者となったとしても日本の将来のために何かしようとしたのです。世界の情勢を知らなければ、そのような行動はとれなかったでしょう。血気盛んな年代ですから、過ちも犯したでしょう。それでも、日本を守るためにはこれしかないと、当時の徳川幕府に抵抗した若者がいたのです。
その一人が、吉田松陰です。辞世の句は「身はたとい 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」もともと長州藩士で松下村塾で伊藤博文らを教育していましたが、倒幕を考えていたことから、死刑に処されました。享年29歳。若くて志のある人は、生涯を全うするよりも、自分の志を全うすることを願うものです。松陰の思想は、伊藤博文に高杉晋作に久坂玄瑞に山田顕義らに繋がっていったのです。ですから、身は滅びても魂(志)は死なないということでしょう。