主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理8

2024-01-18

皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
さて、真理を自分のものにするのは、どうしても努力が必要です。それでも同じ人間なら理解しようとすれば理解できるでしょう。イエス・キリストの言葉ですが「叩けよ、さらば開かれん」のように、閉じられている門も、何度も何度も叩いていれば、いつかは開けてもらえるものです。毎日、努力していれば少しずつでも進歩するでしょう。スポーツ選手も地味な筋肉トレーニングをしたりして、目標があれば努力を続けられるでしょう。
それで、真理も隠された狭い門かもしれませんが、真剣に見つけ出そうとすれば見つけられるのです。
まずは、釈迦の言葉から考えてみましょう。
「過去を追ってはならない。未来を期待してはならない。今日、まさになすべきことを熱心になせ。」という言葉です。過去に起きたことを、いくら追いかけても変わるわけではありません。過去に執着しては、未来を志向することはできません。未来に対して過度な期待をしても空しい夢に終わることもあるでしょう。過去や未来に偏重せずに、今行うことを熱心にすれば良いのです。これは「何時するの?今でしょ!」ということになるかもしれません。過去を後悔しても、あまり意味のある事とは思えません。過去のことは過去の事として、そこから教訓を得たとすれば、良い思い出になります。
皆様も、過去に失敗したことはありませんか?顔から火が出るような恥ずかしい思いをしたり、関係者から非難されたり、自信を失ったりしませんでしたか?その失敗を成功に変えることができるのは自分自身です。発明王エジソンも沢山の失敗をしました。それでもエジソンは、この方法だと上手くいかないことが分かったから成功だと前向きに考えました。彼は学校での教育に合わず、自分で独学で実験を続けて、多くの発明品を生み出したのです。彼がいなければ、現代の便利な電気製品も生み出されなかったかもしれません。彼が偉大なのは、過去の失敗を失敗に終わらせず、自分の糧にしたことです。
さて、未来について皆様は、どのように考えていますか?未来は良くなると思いますか?悪くなると思いますか?これには現在を正確に判断する必要があります。以前のブログにも書きましたが、現在を知り、過去の統計を調べると、未来が予測できます。勿論、完全に予測できるものではありませんが、50%以上の確率があれば十分かもしれません。その予測に対して自分でできることを、今、精一杯の努力をすれば良いのです。未来に対して淡い期待をすれば、裏切られるでしょう。例えば、自分の生きている間に地震には合わないと言える人がいるでしょうか?日本に住んでいれば、必ず地震に合うことでしょう。正確な予測はできないことを知っていれば、今、何をすれば良いか、自ずと答えを見つけられるでしょう。