主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理12

2024-01-31

皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
これまでに、真理のいくつかについて考えてきましたが、一番に考えるべきことは自分が幸せになることです。多くの宗教や哲学も結局は自分が幸せになる考え方をまとめたものです。このように考えると納得できるでしょう。こう考えれば色々なことが説明できて気持ちが良くなりますよ。生きていくのが楽になるからこのように考えましょう。というものではないでしょうか?
そこで、とても簡単にだれでもできる方法を示しているのが真理だと思います。そうでなければ万人に通用する真理にはならないからです。ある程度の言語が理解できれば納得できるものでなければ普遍性がないことになります。そして、どんな時代でも通用しなければなりません。そうなると、やはり古代から現代にまで引き継がれている考えということになります。つまり古代宗教とか古代哲学なのでしょう。
古代哲学というと、いわゆる自然崇拝的なものになるかもしれませんが、天とか地とか火とか水とか色々な物質に対して力を認めていたと思います。一番身近なのは太陽だったかもしれません。古代人は太陽の熱が核融合によるものとは理解できていませんが、季節や時刻を知るための道具として理解していたでしょう。太陽が高くなると暑くなり、太陽が陰ると寒くなるので、太陽に感謝もしたのでしょう。それが、日本では天照大神になったのかもしれません。
古神道は、かなり古くからあるようですが現代にまで途切れていないことを考えると、一つの真理があるのでしょう。ただし聖典もなく口伝の教えだったので、詳しい内容は古神道の継承者だけが知っているようです。ヒンドゥー教も現代にまで繋がっています。今から3000年前にバラモン教から派生して聖典であるヴェーダが書かれてきたようです。これも現代にまで続いており11億人以上が信者だそうです。古いのはユダヤ教でしょうが、信者数は1500万人ほどです。人数から言えば一番多いのがキリスト教で23億人、イスラム教が18億人で2番目となっています。
ここまで考えると、多くの人に信じられていて、過去から現代まで繋いでいる教えであれば、かなり真理を多く含んでいるのでしょう。ちなみにキリスト教もイスラム教も元はユダヤ教から派生したもので、似ていますが違いもあるということで宗教戦争になったりしています。キリスト教もカトリックとプロテスタントで戦争してきました。
色々な哲学や宗教があるのですが、やはり多くの人を引き付けているキリスト教は、真理を反映していることは確かでしょう。そして他の宗教や哲学もキリスト教と深層で繋がっているように思います。というのは、こうした考えが人間にとって必要だから今でも信じている人がいるからです。動物には哲学も宗教も必要ないでしょう。本能に従って生きるだけだからです。しかし、人間は違います。目に見えないし触ることもできない何かを信じることで生きられるからです。愛も目に見えないし触れないですよね。でも存在します。