主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理21

2024-02-15

皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
「受けるより与えるほうが幸せである」という言葉が聖書にありますが、これは科学的にも事実です。誰でも何かしてもらうと嬉しくなりますよね。それが前から欲しかったものであれば幸せを感じることでしょう。多分ドーパミンとかが脳内に生じるでしょう。ところがドーパミンはせいぜい3日くらいしか持たないのです。それを過ぎるともう嬉しくもなくなって、もっと欲しいもっと欲しいとなるのです。糖質依存症みたいに、一時的に快感を覚えるのですが、もっと、もっと欲しくなって甘いもの中毒になるようです。
物とかをもらうよりも自分が何か人を助けることをすると、オキシトシンやセロトニンが分泌されるのです。そしてこの効果がとても長く続くのです。例えばボランティアですが、金銭的には何の報酬がなくても、人助けをすると気持ちが良くなるのです。精神が安定して幸せを感じます。このようなホルモンが分泌されるのでボランティアを始めるとなかなか止めることができず、楽しくなるのです。あくまで自発的なボランティアであり、強制されるものではありません。強制されているとしたらボランティアは続けることができなくなります。
本当に人間はお互いを必要としていることが分かります。助けてもらうと、今度は自分が他者を助けようという気持ちになります。「お互い様」という言葉がありますが、人間は自分一人で生きられないのですから、誰かのお陰で生きられるわけです。
人間がこうしたホルモンのお陰で、楽しく嬉しい生活をすることができるのですから、どうか利己的にならないようにして利他的に生きたいものだと思います。
以前のブログでも書きましたが、こうしたホルモンもバランスが大切なのであって、非常時には非常時のアドレナリンとかのホルモンが有効になります。でも、そのような非常事態が起きることはそんなに多いわけではないでしょう。正常時には正常時に応じたセロトニンやオキシトシンを分泌するような行動を起こすことが良いわけです。
このようなホルモンは体内で生成されるわけですが、その成分がないと脳から生成の指令がでても作れないことになってしまいます。それで、こうした原料である食品もしっかり摂るようにしましょう。
大豆製品である豆腐、味噌、納豆。乳製品としてはチーズ、ヨーグルト、牛乳。その他にはピーナッツ、卵、バナナ、まぐろ、かつお等です。意識してこうした食品を食べていれば原料不足になることもないでしょう。
誰でも、怒っている人にはあまり近づきたくないですよね。その時は、この人は今アドレナリンが出まくっているんだなと思いましょう。そしてニコニコ笑顔でいる人には近づいて、こちらも笑顔にしましょう。もうその時にはセロトニンが分泌されているでしょう。そうすると幸せを感じているはずです。笑えば、笑うほど幸せが近づきます。「笑う門には福来る」なのです。