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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 時事ネタ1

2024-05-01

皆様、ご機嫌よろしいですか?常に機嫌よくしていましょう。愛されるからです。
ここで、時事ネタについても語ろうと思いました。なにしろ、毎日多くの情報が飛び交っている現代ですが、本当に必要な情報が得られないからです。きまぐれブログではありますが、ちゃんと現代生活を送ってからの話でないと興味もないでしょう。
今回は昭和の日についてです。4月29日は昭和の日ですが、春の叙勲のほうが主体になっているようですね。昭和の日は激動の昭和の時代を振り返り、今日の繁栄は昭和の時代を生き抜いた人々によってもたらされたことを記念する日だと思います。それなのに、今の人々はこうした国民の祝日の意味を考えようともしません。ただ休みがあって良かったとか今年のゴールデンウィークは何連休だとかしか考えていないようです。
かつての昭和の時代に悲しむべき戦争がありました。日本は連合国に敗れ、終戦の日を迎えました。その時の昭和天皇の行動を、当時日本を占領していたGHQのマッカーサーが回顧録で書いています。昭和天皇がマッカーサーに会見するときに当然自分の命乞いをするだろうと思っていたが、昭和天皇は「私は、国民が戦争遂行にあたって行ったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためお訪ねした」と言ったそうです。つまり命乞いではなく、自分の身はあなた方に任せる、そして国民が飢えないようにしてほしいと懇願したそうです。
この昭和天皇の言葉によって、天皇に戦争責任を負わすのは適当ではなく、このような国民を飢餓から救うために何ができるか考えたそうです。
昭和天皇の戦争責任をいまだに言う人がいますが、戦争は一方的にどちらかが悪いというものではないでしょう。どちらにも正義と称するものがあり、戦争以外に解決の手段がなかったので戦争になったのでしょう。アメリカと戦争をして勝つ見込みは50%程だったようです。短期決戦であれば勝つ可能性もありました。昭和天皇は戦争は避けるように考えていましたが、軍部の圧力により戦争以外に解決方法はないと開戦を承諾させられたのです。その後の極東軍事裁判もひどいものでした。戦争責任について後付けで法律をつくり、戦争犯罪として軍人らを有罪にしたのです。とにかくアメリカは西へ西へと勢力を伸ばしていました。ハワイ王国を占領し、フィリピンを植民地にしました。そしてソ連に対抗するためにも日本を占領しておきたかったのです。
このような背景で起きた戦争ですから、どちらが悪いとか、正義の戦争とか言うこと自体が間違っているように思います。戦争は、自国の利益追求の方法として戦力で優位に立つことで行われる軍事行動です。よく軍人は戦争をしたがると思っている人が多いのですが、戦争を回避する方法を一番望んでいるのが軍人です。なにしろ戦争になれば一番初めに死ぬ確率が高いのが軍人だからです。現在、日本に戦争がないと思っていますか?とんでもない間違いです。他国から毎日何千ものコンピューターウイルスが日本を攻撃して情報を盗もうとしているのです。すでに、第3次世界大戦は始まっています。