主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 詩篇45

2024-12-26

美しい詩を読むと心が豊かになります。本当はメロディーがあったはずです。
愛の歌です。
「あなたは人の子らにまさって麗しく、気品がそのくちびるに注がれている。このゆえに神はとこしえにあなたを祝福された。」(2節)その人は、麗しく言葉には気品があり、神が永遠に祝福するのです。
「ますらおよ、光栄と威厳とをもって、つるぎを腰に帯びよ。」(3節)その人は勇者で、光栄と威厳があり、武器を持っているのです。
「真理のため、また正義を守るために/威厳をもって、勝利を得て乗り進め。あなたの右の手はあなたに恐るべきわざを/教えるであろう。」(4節)武器は、真理と正義のために使われます。そして勝利するのです。
「神から賜わったあなたの位は永遠にかぎりなく続き、あなたの王のつえは公平のつえである。あなたは義を愛し、悪を憎む。このゆえに神、あなたの神は喜びの油を/あなたのともがらにまさって、あなたに注がれた。」(6,7節)
これは「御子については、/『神よ、あなたの御座は、世々限りなく続き、/あなたの支配のつえは、公平のつえである。あなたは義を愛し、不法を憎まれた。それゆえに、神、あなたの神は、喜びのあぶらを、/あなたの友に注ぐよりも多く、あなたに注がれた』/と言い、」(へブル1:8,9)とあるように、イエス・キリストに成就しました。
「あなたの愛する女たちのうちには王の娘たちがあり、王妃はオフルの金を飾って、あなたの右に立つ。」(9節)これは、イエス・キリストが地上におられた時に、愛する女たちがいたのでしょう。中には王の娘(ヘロデ王の娘?)がいたのかもしれません。
「娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。」(10節)王の娘であっても、嫁入りしたのであれば、父の家のことは忘れるように、過去のことはないものとするようにということでしょう。
「王はあなたのうるわしさを慕うであろう。彼はあなたの主であるから、彼を伏しおがめ。」(11節)嫁入りした娘を、王は慕うことでしょう。そして王の妻となったのであれば、王を主人として伏し拝むのが良いと言っています。
「彼女は縫い取りした衣を着て王のもとに導かれ、その供びとなるおとめらは/彼女に従ってその行列にある。」(14節)
結婚の日に娘は着飾って王のもとに行きます。乙女たちが、その行列に連なります。
「わたしはあなたの名をよろず代におぼえさせる。このゆえにもろもろの民は世々かぎりなく/あなたをほめたたえるであろう。」(17節)
こうして、イエス・キリストの名は、世々限りなく人々に覚えられて、褒めたたえられるのです。これらの言葉は霊的な意味で成就しているかもしれません。
黙示録に示された、イエスと乙女(クリスチャン)の結婚です。(黙示録19章)