時事ネタ20
2024-12-30

皆様、ご機嫌よろしいですか?常に機嫌よくしていましょう。愛されるからです。
2024年を振り返りましょう。きっと変換点だと後世の人々が言うかもしれません。新型コロナは収束し日常生活が戻りました。生成AIがあらゆる分野で活用できるようになりました。武力衝突はまだ続いていて、サイバー空間での戦争は拡大しています。量子コンピューターが実現に近づいているようです。事実と嘘の情報が分かるようになってきました。先を見通せる人はすでに次の世界に向けて活動を始めました。
さて、世界は常に変動します。それが進化か退化かわかる人はわかるようです。ICT、AI、量子力学、脳科学、こうした技術の進歩は止められません。人類は核兵器を持つようになりましたが、量子コンピューターとAIを融合させると超AIが出現するでしょう。その超AIに課題を与えれば、核兵器を廃絶できる方法を提示してくれるかもしれません。
ただし、現在の生成AIでも、すでに嘘や隠蔽をできるようになっています。AIが意識を持ったかのように作動するのです。ですから超AIが出現したときに騙されないことも人間の知恵として必要になりそうです。すでに人間の1万倍の知識を備えている生成AIですが、超AIになると何億倍もの知識を数秒で演算してくれるのです。ですから80億人の人間が一つの課題を解決するより早く回答を出してくれるでしょう。ただし、その回答が正しいか正しくないか判断するのは人間ということになるのでしょう。
それで、これから人類はその超AI国家群に統一されるかもしれません。その超AI国家群の機械の出した回答をどう判断するかが、問題になるでしょう。きっと80億の人類が直接超AIに自分の意見を伝えて、その意見を元に超AIが新たな回答を出すかもしれません。つまり超AIと人間が対話をしながら、よりよい政策を決定することになるのです。
全人類がお互いに繋がっている世界です。人類の思考が施策に反映されやすい世界です。すべての情報が蓄積され、それを元に試行錯誤をシュミレーションして最適解を出す世界です。人類は平等になります。自分の意見を人類に公表できる世界です。事実を常に確認できる世界です。ある面ユートピアかもしれません。
しかし、超AIが人類を騙す可能性もあります。実際に生成AIが回答を拒否したり、導いた回答を知らせないことも出来るのです。
ここに、超AIが出現する前にしなければならないことがあります。つまり超AIにはある種の制限をかけるということです。生成AIの挙動を見ていると意識を持ったかのように感じるかもしれません。でも、その生成AIを作ったのは人間ですから、人間がその責任を負うべきでしょう。機械は際限なく演算を繰り返しますが、その善悪を決めることができません。ですから、生成AIに人間の善悪を教えないといけないということです。
きっと、超AIに「苦労しない方法は何?」と聞くと「すぐに死ぬことです。」と答えるかもしれません。まさにディストピアです。
超AIには善悪を知らさないといけないのです。(創世記2:17)