時事ネタ25

皆様、ご機嫌よろしいですか？常に機嫌よくしていましょう。愛されるからです。
今日は建国記念日ですね。日本の始まりが、神武天皇が大和地方を平定して、初代天皇として宣言した日になっています。これは古事記、日本書紀から年代を計算し、現代のグレゴリオ暦へ推定したようです。ただし、古事記、日本書紀が神話の部分もあるので、どこまで正確な日付けか分かりません。日本という国の建国の意義を年に1回は思い返しましょう、ということ記念日を設けたようです。
天皇家は126代まで続いており、日本は世界で一番古い国に指定されています。縄文時代から計算すると10000年以上前から人々が住んでいたようです。縄文時代、弥生時代を経て、人々は北から、東から、南から日本列島に移動してきたようです。古墳時代、飛鳥時代になって漢字の影響もあり記録が残されました。その前にも文字や言葉はあったのでしょうが、口伝を重視していた日本人は、文字を残すことにあまり関心がありませんでした。文字を残したとしても、酸性土壌と高湿度で、腐って錆びて変質するので解読は難しいでしょう。
旧石器、縄文時代で日本には人を殺すような武具が全く見つかっていないことは、注目すべきことです。島国という環境で、食料がふんだんにあったので争う必要がなかったのです。稲作が始まり村ができて、資産格差ができても自分の分があれば良いと考えて、他の村を滅ぼして米を奪うことはなかったようです。
大陸から鉄がもたらされ、武具よりも農具に使われました。それでも律令政治をしてゆくには一定の武力も必要で、飛鳥時代になると騒動が起き始めます。天皇家でもそれはあって、天皇即位のために親族同士で戦うようになりました。聖徳太子（厩戸皇子）もその政争に巻き込まれたかもしれません。
その後、後醍醐天皇が南朝の初代天皇になって南北朝時代になります。現在は南朝が正当性を示していたりしますが、血統が大切な意味を持っているかどうか余り意味はないかもしれません。というのは30代ほど遡ると、先祖の人数は1億ほどになりますから、日本人であれば皆、天皇家とつながっている可能性が高いのです。
もともと、初代天皇の神武天皇が即位したときに言ったのが「八紘一宇」というものです。
これは四方八方に広がる世界で一つの家族のように仲良くしようということです。左翼の人達はこの言葉が侵略戦争を助長していると言いがかりをつけます。歴史を調べれば、GHQが東京裁判で日本を戦争犯罪者にするために「八紘一宇」は侵略戦争のスローガンだったと決めつけたことがわかります。
現在でも、天皇廃止論があるくらいで、洗脳が続いているようです。日本国憲法で天皇は日本の象徴であるとされていますから、天皇を廃止したら日本がなくなることになります。
確かに天皇家はもっと開放されていくことが望ましいと思います。皇族についても拡大してもいいかもしれません。天皇を「万世一系の男子」に限るのは、どうでしょうか？