時事ネタ27
2025-05-05

皆様、ご機嫌よろしいですか?常に機嫌よくしていましょう。愛されるからです。
今日は「こどもの日」です。
子供は国の宝です。そのこどもをしっかり育ててゆくのが親の責任です。人口減少となって何年も経ちますが、人口減少世界になるのは当然の帰結なのです。地球に一体何人の人間が住めるのでしょうか?単純計算では200億人だそうです。これは農地とかの面積と食糧確保が完全に平均に渡るようにした場合です。今現在は、一部の金持ちが食糧を自分のものだけにしている状況ですから、完全に平等な世界にならない限り難しい数値でしょう。それでも、人口減少するのは、人間がこれ以上人口が増えるのは良くないと思っているからでしょう。先進国はほとんどが人口減少に向かうでしょう。発展途上国にしても今は経済発展が見込めるので人口は増えるでしょうが、いずれ頭打ちになるはずです。
どんなものでも無限に増えるということはないように思います。特に地球は有限の世界ですから、人口も自ずと最適値を目指すはずです。植物もそうです。植物どうしで、お互いに縄張りを主張します。あるときは一つの植物が繁殖しますが、いずれ他の植物が勢力を伸ばし、最終的にその地に合った植物が生き残るのです。例えば、すすきとセイタカアワダチソウの関係があります。在来種はすすきですが、外来種としてセイタカアワダチソウが入り、すすきをほとんど駆逐してしましました。その後すすきが勢力を盛り返し、セイタカアワダチソウを育たないようにしているそうです。植物の世界でも自分の種を残すために必死の活動をしているようで、多分、相手が育たないような毒素を植物が作り出しているようです。
動物の世界でも森のなかでは熊がその頂点にいるようですが、これも熊が増えすぎれば森の食べ物がなくなって個体数は減るようになっています。食物連鎖は森のなかでも行われています。森もその植生を変えることがあります。山火事があったり、洪水で倒木があったり、その都度再生していくわけです。
人間の世界も同じように、適切な人口になればそれ以上は増えないようになるでしょう。これを人工的にしてはいけません。かつて一家に子供は何人もいました。今は一家に一人か二人です。こうすれば自然に人口は減っていきます。
人口が減るから大変だと言っていますが、それは違います。急激な人口減少は縄文時代にもありました。喜界カルデラの大爆発です。これによって南九州の縄文人が壊滅しただろうと研究されています。それでも縄文人は北のほうへ逃げて子孫を残せたのです。ですから人口減少しても、その社会をその規模に合わせればよいだけのことです。社会制度が右肩上がりの制度設計なので、それを右肩下がりに修正すれば良いのです。
何でも右肩上がりになるという発想の方がおかしいのであって、右肩下がりのモデルで制度設計をすれば問題はありません。
過渡期は大変かもしれませんが、大丈夫、日本は生き残れますよ。そう思えばね。