詩篇136
2025-06-13

美しい詩を読むと心が豊かになります。本当はメロディーがあったはずです。
「主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(1節)
ヤハウェ神の恵みと慈しみは永遠に続きます。感謝せずにはいられません。
「もろもろの神の神に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(2節)
他の自称神として知られている神と違う、真の神です。慈しみは絶えることがないと続きます。
「もろもろの主の主に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(3節)
これは黙示録19:16に「この方の外衣には,そのももの所に,王の中の王また主の中の主という名が書かれている。」とあるようにイエス・キリストも示しているようです。
「イスラエルをエジプトびとの中から/導き出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(11節)
イスラエルの民が出エジプトしたことは、神の計らいによるものでした。
「われらが卑しかった時に/われらをみこころにとめられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(23節)
イスラエルの民は当時の強国から卑しめられていました。その状態を見過ごすことができずに、神は救いを与えられました。
「われらのあだからわれらを/助け出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(24節)
イスラエルの周りの国は敵対していました。そこから救い出されたのですから、神に感謝します。
「すべての肉なる者に食物を与えられる者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(25節)
イスラエルの民の他にも他の民族の者にも、日々の糧を与えておられるのが神様です。その行為は、神の慈しみの心から行われているのです。
「天の神に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」(26節)
ヤハウェ神は天におられます。そして地上の人々に関心をもって見守っておられます。最初の人間夫婦である、アダムとエヴァにも最善の状態の環境を与えてくださいました。その夫婦がサタンの嘘に騙されて間違った選択をしてしまい、今日の状態があります。地球上のすべての人は、最初の夫婦の子孫ですから、兄弟なのです。なぜ、仲たがいするのか?
それは、いまだにサタンが人々をだまし続けているからです。
しかし、その嘘から解放される日が近づいているのです。天の取り決めが地上にもたらせる日が近づいているからです。
その日こそ、すべての人々が神に感謝するでしょう。神の慈しみはとこしえに絶えることがないのです。