主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 詩篇139

2025-06-21

美しい詩を読むと心が豊かになります。本当はメロディーがあったはずです。
聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌です。
「主よ、あなたはわたしを探り、わたしを知りつくされました。」(1節)
ヤハウェ神はダビデを探ることにより、全てを知り尽くすことができます。
「あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、わがもろもろの道をことごとく知っておられます。」(3節)
神はダビデが歩む時も寝る時も、すべての行動をことごとく知っておられます。
「わたしの舌に一言もないのに、主よ、あなたはことごとくそれを知られます。」(4節)
ダビデが話そうとする内容さえも、事前に神は知ることができるのです。
「わたしはどこへ行って、あなたのみたまを離れましょうか。わたしはどこへ行って、あなたのみ前をのがれましょうか。わたしが天にのぼっても、あなたはそこにおられます。わたしが陰府に床を設けても、あなたはそこにおられます。」(7,8節)
神の御霊はダビデがどこに逃れようと、離れることはないのです。
「『やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ』とわたしが言っても、あなたには、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません。」(11,12節)
ダビデが闇に隠れようとしても、神は光輝く方ですから闇を光にすることができます。
「あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを組み立てられました。わたしはあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき方だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます。」(13,14節)
ダビデが胎内にいる時から、神は成長を見ておられたのでしょう。神は畏れ多く、くすしい方なのです。ダビデ以上にダビデを知っているのです。
「あなたの目は、まだできあがらないわたしのからだを見られた。わたしのためにつくられたわがよわいの日の/まだ一日もなかったとき、その日はことごとくあなたの書にしるされた。」(16節)
目もできていない胎児を神はご覧になり、そのすべての記録は神が保存しました。
「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを/知ってください。」(23節)
ダビデは自分の思いを神に知ってもらいたいと願います。
「わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください。」(24節)ダビデの心に悪しき道がないか調べてもらいたいのです。そして神から永遠の道に導いてもらいたいと願うのです。
ダビデの願いは将来かなうでしょう。神は復活させることができるのです。
神が正しい人も正しくない人も復活させてくださるという希望です。」(使徒24:15)