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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 詩篇147

2025-07-03

美しい詩を読むと心が豊かになります。本当はメロディーがあったはずです。
「主をほめたたえよ。われらの神をほめうたうことはよいことである。主は恵みふかい。さんびはふさわしいことである。」(1節)
イスラエルの神は真の神です。恵み深い神を賛美するのはふさわしいことです。
「主はエルサレムを築き、イスラエルの追いやられた者を集められる。」(2節)
エルサレムは3000年以上も前に建てられ、1948年にユダヤ人が三度建国しました。
「主はもろもろの星の数を定め、すべてそれに名を与えられる。」(4節)
宇宙には何千億もの恒星がありますが、すべてに名をつけられたのはヤハウェ神です。
「主はしえたげられた者をささえ、悪しき者を地に投げ捨てられる。」(6節)
神は虐待された者を支えて、悪人を排除します。
「主は雲をもって天をおおい、地のために雨を備え、もろもろの山に草をはえさせ、食物を獣に与え、また鳴く小がらすに与えられる。」(8,9節)
天は目に見えませんが、神は地に雨を降らせ、山に草が生え、獣や鳥に食物を与えます。
「主は馬の力を喜ばれず、人の足をよみせられない。」(10節)
神は軍馬や足の速い者、つまり戦に強い者を喜ばれないのです。
「主はおのれを恐れる者と/そのいつくしみを望む者とをよみせられる。」(11節)
神を畏れる者と神の慈しみを望む者を、神は喜ばれます。
「主はあなたの国境を安らかにし、最も良い麦をもってあなたを飽かせられる。」(14節)
神は周辺国と平和な状態にして、良質な麦が収穫できるようにします。
「主は氷をパンくずのように投げうたれる。だれがその寒さに耐えることができましょうか。」(17節)
神は雹をパンくずのように投げることもできます。そうなると地上での寒さは耐えられないものになるでしょう。
「主はみ言葉を下してこれを溶かし、その風を吹かせられると、もろもろの水は流れる。」(18節)
神が命じれば、氷雪も溶けて、風が送られれば、氷雪も水となって流れることでしょう。
「主はそのみ言葉をヤコブに示し、そのもろもろの定めと、おきてとを/イスラエルに示される。」(19節)
神は、ヤコブ=イスラエルに対して法律としての掟を示されます。
「主はいずれの国民をも、このようにはあしらわれなかった。彼らは主のもろもろのおきてを知らない。主をほめたたえよ。」(20節)
神は諸国民には律法を与えられませんでした。イスラエル国民には律法を与えてくださったので、神を褒め称えるべきです。
でもイスラエル国民は律法を与えられても、神に従わなかったのです。