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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
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 創世記1

2025-07-07

創世記は旧約聖書の初めの書です。作者はモーセのようです。
「はじめに神は天と地とを創造された。」(1節)
初めに、神は天と地を創造されました。つまり物質よりも先に霊者の神はおられたのです。
「地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」(2節)地球は宇宙の塵が集まったとされています。まだ混沌としていて光もなかったようです。ただ、神の霊は水の周りに働いていたのでしょう。
「神は『光あれ』と言われた。すると光があった。神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。」(3~5節)
光が生じて、光のない闇と分けられたようです。夕と朝が生じたのですが、これは今の地球での24時間の一日ではありません。宇宙時間での一日ですから時間は判りません。
「神はまた言われた、『水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ』。そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。」(7,8節)地上の水と宇宙の水の間に大空を創られたようです。
「神はまた言われた、『天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ』。そのようになった。神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。」(9,10節)
乾いた土地は陸となり、水は集められて海となりました。
「神はまた言われた、『地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ』。そのようになった。」(11節)
地上には草や穀物や果樹が種類に応じて生じました。
「神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。」(16節)
大きな光は太陽で小さい光は月のことでしょう。多くの恒星も創造されました。
「神はまた言われた、『水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ』。」(20節)水生生物と鳥類を創造しました。
「神はまた言われた、『地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ』。そのようになった。」(24節)
家畜、這う生き物、獣を創造しました。
「神はまた言われた、『われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう』。」(26節)我々の形とありますが、神御一方が創造主ですが、神に似た霊者がいたようです。日本語では「形」ですが、原語からすると「イメージ」です。こうして人が生じました。
そして人には動物を管理するように、神は命じられたのです。