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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
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 創世記36

2025-08-28

創世記は旧約聖書の初めの書です。作者はモーセのようです。
「エサウ、すなわちエドムの系図は次のとおりである。エサウはカナンの娘たちのうちから妻をめとった。すなわちヘテびとエロンの娘アダと、ヒビびとヂベオンの子アナの娘アホリバマとである。また、イシマエルの娘ネバヨテの妹バスマテをめとった。」(1~3節)
エサウの家系を示します。彼は3人の妻を持ちました。
「アダはエリパズをエサウに産み、バスマテはリウエルを産み、アホリバマはエウシ、ヤラム、コラを産んだ。これらはエサウの子であって、カナンの地で彼に生れた者である。」(4,5節)
エサウの子は、エリパズ、リウエル、エウシ、ヤラム、コラです。
「エサウの子らの中で、族長たる者は次のとおりである。すなわちエサウの長子エリパズの子らはテマンの族長、オマルの族長、ゼポの族長、ケナズの族長、コラの族長、ガタムの族長、アマレクの族長である。これらはエリパズから出た族長で、エドムの地におった。これらはアダの子らである。」(15,16節)
エサウの長子エリパズから多くの族長が生まれます。
「エサウの子リウエルの子らは次のとおりである。すなわちナハテの族長、ゼラの族長、シャンマの族長、ミザの族長。これらはリウエルから出た族長で、エドムの地におった。これらはエサウの妻バスマテの子らである。」(17節)
エサウの子リウエルからも族長が生まれます。
「この地の住民ホリびとセイルの子らは次のとおりである。すなわちロタン、ショバル、ヂベオン、アナ、デション、エゼル、デシャン。これらはセイルの子ホリびとから出た族長で、エドムの地におった。」(20,21節)
エサウはエドムとも呼ばれていて、エドムの地は死海の南の地域です。
「ヂベオンの子らは次のとおりである。すなわちアヤとアナ。このアナは父ヂベオンのろばを飼っていた時、荒野で温泉を発見した者である。」(24節)
もしかしたら、初めて温泉を発見したのがアナかもしれません。
「イスラエルの人々を治める王がまだなかった時、エドムの地を治めた王たちは次のとおりである。」(31節)
正式なイスラエルの最初の王はサウルですが、族長よりも広い範囲を統治していたので王としての名称を使ったのかもしれません。次々と王の名前が列挙されます。そしてエサウの族長の名前も連ねます。
「これらはエドムの族長たちであって、その領地内の住所に従っていったものである。エドムびとの先祖はエサウである。」(43節)
エサウの子孫は着実に増えていったようです。族長も多くなります。アブラハムと神との契約が徐々に果たされていったのです。星の数ほど増えるという契約です。(創22:17)