時事ネタ35
2025-09-30

驚きのニュースが入りました。自民党の総裁選挙ですが、ステマ選挙活動が行われたのです。ステマはステルスマーケティングの略ですが、民間ではそのようなことを行わないように規制されています。例えば、商品を買うように有名人を勝手に出したり、商品の口コミに客を装って買うように勧めたり、SNSを使って誇大広告を拡散させたりすることです。
驚くことにこのようなステマが総裁選挙に使われたということです。
当の本人は知らないうちに広報活動として、牧島かれん氏が関係者にニコニコ動画にポジティブなコメントを書いて欲しいと要請し、具体的なコメントも24パターンも用意してあったそうです。文春オンラインでこれらのことが報道され、牧島氏は広報班長を辞任しました。
牧島氏は元デジタル相でした。ステマについても知っているはずです。牧島氏は部下が行ったが、班長としての責任や自身の殺害予告や爆破予告があって辞任することになったと言っているようです。
元デジタル相が部下の行動を監督できなかったわけですから、どのような監督をしていたのか能力を疑います。このような情報がリークされたのも、多分自民党員の中でまっとうな判断ができた党員がいたからでしょう。
公職選挙法であれば、このような活動は完全に違法です。自民党での総裁選挙の規程がどうなっているかというと、第12条に「何人も、選挙の清潔、明朗及び公正を害する行為を行ってはならない」とあるのです。
つまり、自民党の規程に反する行為を行ったということになります。
今後、牧島かれん氏に対してどのような対応をするのか注目したいと思います。もし何のおとがめもなく班長辞任だけでごまかすのであれば、自民党は芯から腐っていることになります。
政府与党として責任を何も感じていないのでしょう。国会議員は国の政策を決め、法律を作ることが求められているのです。それが党の規約を破っても何の処罰もしないのであれば、法律を破っても良いと自民党は考えていることになります。
自民党の総裁は自民党員が決めることではありますが、自民党総裁が総理大臣になるのですから、今回の総裁選挙は大きな変革になるかもしれないのです。
日本国を取り巻く環境はかなりひどい状態です。トランプ関税で物価は上がり続け、給与はその上昇についていない状態です。経済を立て直さない限り、日本国はどんどん後進国になるばかりです。
どうぞ、自民党員の皆様、公正な総裁選挙を行ってください。
新たな総裁が決まれば、総裁選挙違反を処罰するようにしてください。
日本の将来は皆様の判断で決まるのです。
日本の政治に公正を取り戻してください。