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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 イザヤ19

2025-11-11

イザヤは旧約聖書の預言者の一人です。新約聖書につながる預言もしています。
「エジプトについての託宣。見よ、主は速い雲に乗って、エジプトに来られる。エジプトのもろもろの偶像は、み前に震えおののき、エジプトびとの心は彼らのうちに溶け去る。」(1節)エジプトについての預言です。ヤハウェ神はエジプトに来て、偶像はおののくようです。エジプトの人々は心が溶けるように消沈するのでしょう。
「わたしはエジプトびとを奮いたたせて、エジプトびとに逆らわせる。彼らはおのおのその兄弟に敵して戦い、おのおのその隣に敵し、町は町を攻め、国は国を攻める。」(2節)
エジプト人はお互いに戦いあうようにします。
「わたしはエジプトびとをきびしい主人の手に渡す、荒々しい王が彼らを治めると、主、万軍の主は言われる。」(4節)エジプトは荒々しい王に支配されるようです。
「ゾアンの君たちは全く愚かであり、パロの賢い議官らは愚かな計りごとをなす。あなたがたはどうしてパロにむかって/『わたしは賢い者の子、いにしえの王の子です』と/言うことができようか。」(11節)
ゾアンという町には司たちがいますが、ファラオの議官たちも愚かな計画をたてます。
「ゾアンの君たちは愚かとなり、メンピスの君たちは欺かれ、エジプトのもろもろの部族の隅の石たる彼らは、かえってエジプトを迷わせた。」(13節)
メンフィスの司たちも騙され、部族の長もエジプトを混乱させます。
「主は曲った心を彼らのうちに混ぜられた。彼らはエジプトをして、すべてその行うことに迷わせ、あたかも酔った人の物吐くときに/よろめくようにさせた。」(14節)
エジプトが迷走するのは、真の神がそのように彼らの心を曲げられたからです。
「ユダの地は、エジプトびとに恐れられ、ユダについて語り告げることを聞くエジプトびとはみな、万軍の主がエジプトびとにむかって定められた計りごとのゆえに恐れる。」(17節)ユダの地には万軍の神がおられることを、エジプトの人々は知ることで恐れます。
「その日、エジプトの国の中に主をまつる一つの祭壇があり、その境に主をまつる一つの柱がある。」(19節)真の神を恐れて、エジプトの中に祭壇がつくられるようです。
「これはエジプトの国で万軍の主に、しるしとなり、あかしとなる。彼らがしえたげる者のゆえに、主に叫び求めるとき、主は救う者をつかわして、彼らを守り助けられる。」(20節)エジプトの人々でも、真の神に叫び求めるなら、真の神は守り助けるのです。
「その日、エジプトからアッスリヤに通う大路があって、アッスリヤびとはエジプトに、エジプトびとはアッスリヤに行き、エジプトびとはアッスリヤびとと共に主に仕える。」(23節)エジプトとアッシリアが真の神に仕える日が来るのです。
「万軍の主は、これを祝福して言われる、『さいわいなるかな、わが民なるエジプト、わが手のわざなるアッスリヤ、わが嗣業なるイスラエル』と。」(25節)
聖書の神は、どの国民でも幸福になることを願っているのです。