イザヤ38
2026-01-30

イザヤは旧約聖書の預言者の一人です。新約聖書につながる預言もしています。
「そのころヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。アモツの子預言者イザヤは彼のところに来て言った、『主はこう仰せられます、あなたの家を整えておきなさい。あなたは死にます、生きながらえることはできません』。」(1節)
ヒゼキヤ王は死にかかり、預言者イザヤは生き永らえないと言います。
「『ああ主よ、願わくは、わたしが真実と真心とをもって、み前に歩み、あなたの目にかなう事を行ったのを覚えてください』。そしてヒゼキヤはひどく泣いた。」(3節)
ヒゼキヤはヤハウェ神に祈り、死を恐れて泣きます。
「「行って、ヒゼキヤに言いなさい、『あなたの父ダビデの神、主はこう仰せられます、「わたしはあなたの祈を聞いた。あなたの涙を見た。見よ、わたしはあなたのよわいを十五年増そう。」』」(5節)
ヤハウェ神からの言葉をイザヤはヒゼキヤに伝えます。神は祈りに答えられたのです。
「次の言葉はユダの王ヒゼキヤが病気になって、その病気が直った後、書きしるしたものである。」(9節)
「わたしは言った、わたしはわが一生のまっ盛りに、去らなければならない。わたしは陰府の門に閉ざされて、わが残りの年を失わなければならない。」(10節)
ヒゼキヤは人生の半ばで死ぬことを嘆きます。
「わがすまいは抜き去られて/羊飼の天幕のようにわたしを離れる。わたしは、わが命を機織りのように巻いた。彼はわたしを機から切り離す。あなたは朝から夕までの間に、わたしを滅ぼされる。わたしは朝まで叫んだ。主はししのようにわが骨をことごとく砕かれる。あなたは朝から夕までの間に、わたしを滅ぼされる。」(12,13節)
ヒゼキヤの家はテントのように畳まれ、命は反物のように巻き取られ、滅ぼされると朝まで叫びます。
「陰府は、あなたに感謝することはできない。死はあなたをさんびすることはできない。墓にくだる者は、あなたのまことを望むことはできない。」(18節)
死後の世界では、神を賛美することはできません。神の真実を知ることもできません。
「ただ生ける者、生ける者のみ、きょう、わたしがするように、あなたに感謝する。父はあなたのまことを、その子らに知らせる。」(19節)
生ける者だけが神を賛美し感謝の祈りをすることができます。ヒゼキヤは自分の子供にそのことを知らせたいと願います。人の命は有限ですが、子孫に神の真理を伝えることはできます。
「イザヤは言った、『干いちじくのひとかたまりを持ってこさせ、それを腫物につけなさい。そうすれば直るでしょう』。」(21節)
ヒゼキヤの病気は腫瘍だったようです。イザヤは治療方法をヒゼキヤに伝えます。