アセスメント11
2025-04-22

前回は食事の大切さを学びました。自分の食生活も顧みる機会にもなると良いですね。自分が健康でなければ、利用者を健康に導くことは難しいと思います。ここでいう健康は身体の健康だけでなく心の健康も含みます。別に身体に障害があったり精神疾患があったりしても仕事ができないわけではありません。身体が不自由でも福祉機器を用いて仕事はできます。車いすの天才といわれたホーキング博士は立派な仕事をしましたし、精神疾患はケアマネジャーであればうつ病を発症することもあるでしょう。心が安定していないと思考も乱れるかもしれませんが、精神障がい者手帳を取得しながら仕事をしている人もいます。
もともと精神疾患については精神科医が精神の不調があると病名をつけたりした経緯があるので、自立神経失調症とかは誰でも経験しているかもしれません。
精神科医の中でも病名が一致しないことが沢山あります。病院を変えるとその都度病名が変わったりするのです。うつ病だったり、神経症だったり、甲状腺機能障害だったりするのです。それだけ病名を決めるのは難しいようです。一応精神の病気についても判断基準がICD-11や診断テストがありますが、心の状態は簡単に判断できるものではありません。
精神の状態については誰でも一日のうちに変動があります。怒ったり、泣いたり、悲しんだり、喜んだりするわけです。これも何故そのような感情になるかの研究がすすみ、脳内物質の量と関係があることが解りつつあります。
脳内には多くの神経伝達物質があります。代表的な疾患にパーキンソン病がありますが、これは神経伝達物質であるドーパミンの不足で起こるとされています。そして治療もドーパミンを補充するような薬を処方されています。もちろんそれだけで解決できるわけではなく、脳深部刺激療法(DBS)やリハビリテーションも必要な場合もあります。
個人ごとに精神疾患の状況は違います。精神疾患は食事との関係もあるのです。これまでにどんな食事をしてきたかによって脳内の神経伝達物質がバランスを失ってきた可能性があるのです。「神経疾患は植物油の取りすぎ」と断言している医師もします。理由として神経は脂肪膜で絶縁していて、その中の神経細胞が電気信号で情報を伝えています。ところが植物油を取りすぎると、その絶縁膜が植物油で溶けてしまうそうです。そうなると神経細胞が情報を伝えることができません。つまりショートしてしまうようです。脳は神経細胞の塊ですから、おかしな信号が身体に伝わると脳の指令どおりの行動ができなくなります。パーキンソン病の方が手足の震えやオン・オフ現象が起きたりするのがそうです。
それで、病気を治すには「食事で治せない病気は医者でも治せない」というヒポクラテスの言葉に従いましょう。植物油を断つのが一番良いようです。それ以外にも日本人がこれまで何千年と食べてはこなかった食事、つまり小麦、乳製品、甘いものを止めることです。
これらのものを4毒と言っていますが、この食事が多くの病気を引き起こしていると何十万の元患者が証言しています。詳しくは以下の「吉野敏明チャンネル」を観てください。
https://www.youtube.com/channel/UCuDdwCGl5QubEqK32Zfc_Gg