モニタリング18
2025-10-11

毎月の訪問や電話連絡ですが、ケアマネジャーとして、どのようにしていますか?まずは電話で訪問の日時を決めて、対象者や家族の都合を確認していると思います。そうすると大体都合のつく時間帯が決まってくると思います。毎月のことですから、できるだけ訪問は効率的に行いたいものです。これは短時間で切り上げるということではありません。
訪問順路を効率的にするということです。
施設のケアマネジャーであれば訪問時間をあまり気にすることもなくモニタリングができるでしょうが、居宅の場合は移動時間がばかになりません。できれば一回の移動時間内に何人かの対象者をモニタリングしたいと思います。
それぞれの地域において移動手段も徒歩、公共交通機関、自転車、オートバイ、自動車等で違いがあると思います。交通機関を利用するとなると時刻表の確認をしないと待ち時間が多くなります。無駄な時間とも言えます。
ケアマネジャーは無駄な時間はないと思います。待ち時間は色々連絡をしたり、メールを確認したり、調べものをしたりすることに当てましょう。最近のスマホのアプリケーションはどんどん進化しています。グーグルマップを使えば自分の位置と対象者の家の位置の確認ができて、ルート検索もできます。乗り換え案内とかのアプリもありますし、何時に出れば何時に着くかも分かります。効率を考えれば、このようなアプリを使うことをお勧めします。
できれば待ち時間を少なくするためには、自転車やオートバイということになるでしょう。自動車ですと駐車スペースの確保が問題になります。駐車禁止の場所に駐車して反則金を支払うのはかなりみじめです。私も経験があります。
最近は自転車もアシスト付きのものがあるので、坂道でも昇ることができます。オートバイもそのうち電動バイクになるでしょう。交通手段はその土地によって大きく違いますから、その土地に最適なものを選ぶようにしましょう。
交通手段も効率化に繋がりますが、訪問ルートの決定も効率化に直結します。移動時間の短縮になるので、近い場所に住んでいる対象者を同じ時間帯で訪問したいものです。ですが、対象者の訪問で都合つくのが、同じ時間帯とは限りません。ある人はデイサービスに行く日だったり、ある人は受診日だったり、ある人は訪問サービスを利用中だったりするのです。これを効率化するのはかなり困難かもしれません。
いずれはAIを活用して効率的な訪問ルートを決定してくれるかもしれません。それまでは、地道に毎月の訪問で、固定化していく利用者を増やしていくことしかないでしょう。大体の曜日、時間が固定されれば、それに一番近い利用者を同じ時間帯で訪問できるようにしてゆけばよいのです。もちろん、移動時間が最短になる利用者を優先して良いのです。
多分、ヘルパーとか訪問看護とか訪問入浴とかのルート作りはAIがするようになるでしょう。デイサービスの送迎もAIがルート検索してくれるようになるでしょう。