モニタリング20

2025-10-14

コミュニケーションについてはアセスメントのブログでも書きましたが、言葉の情報も大切ですが、相手に残るのは非言語情報です。つまり、表情やしぐさや服装や身なりなのです。
暗い表情では、相手に不快な思いを残すだけです。明るい表情で接したいものです。それでも人間ですから、ロボットのように表情を作れるわけではありません。表情は感情が表に出ていることになるので、感情をコントロールする必要があるのです。朝から家族で言い争いがあれば表情も暗くなります。朝から気持ちの良いことがあれば、明るい表情になるでしょう。それで、ケアマネジャーはアンガーマネジメントができるようにしましょう。嫌な事があっても深呼吸を1回して7秒程心を落ち着かせるのです。怒りは消えると思います。
しぐさも相手に快、不快を与えます。誰でも心地よいことを好みます。不快なことは遠ざけたいと思うのです。例えば腕組みをする人がいますが、これは防御の姿勢です。腕組みされると相手は話しづらいものです。足組みをしますか?これも防御の姿勢です。特に足先が相手に向かっているのであれば、少し攻撃的な要素もあることを示しています。相手を見つめるもの程度問題です。重要な話であれば、相手を見ると思いますが、視線が相手の目にあると威嚇になります。相手に目を向けるときはおでこの辺りを見るようにしましょう。時々視線をずらすこともしてください。睨まれていると思われると、相手は不快に思うことでしょう。
服装や身なりはその人の心を映し出していることがあります。服装はTPOが大切と言われています。その時間、場所、状況で適切な服装ができていることです。訪問は公的な立場で行うのですから、ふさわしい身なりが求められます。事業所によっては制服が支給されていることでしょう。その場合は制服を着用すると思います。制服がないとしても、ふさわしい服装を考えて着用しましょう。以前は銀行員の服装を手本にしていたかもしれませんが、あまりきっちりしたスーツ姿は、相手に緊張を強いてしまうかもしれません。あまりカジュアル過ぎるのも考えものです。暑いときは半袖で良いと思いますが、ズボンは半ズボンという訳にはいかないでしょう。寒いときはコートを着ると思いますが、毛皮のコートはふさわしくないように思います。女性の化粧もし過ぎは問題です。香水とか化粧品の匂いもきつすぎない様にしましょう。
要は簡素ないで立ちにして清潔感があるようにすることです。気をつけないといけないのが口臭です。しっかりブラッシングをして会うようにしましょう。匂いに敏感な相手もいます。口臭で信頼関係が崩れることもあるのです。髪型はあまり最近のカットに拘ることはありません。髪型も色々ありますが、だらしない印象がないようにしましょう。髪を染める人もいると思いますが、奇抜な色でなければ問題ないでしょう。
ケアマネジャーは、自分の姿が相手にどう映るか考えて行動しましょう。