共結晶子が同炭素数異性体のカルバマゼピン共結晶の溶出パターン
以前の本ブログで、カルバマゼピン(CBZ)共結晶の溶出に対する析出ポリマーの効果が、共結晶子によって大きく異なることをご紹介しました。ジカルボン酸の場合、炭素数が奇数か偶数か?で効果が大きくことなる、いわゆるOdd-Evenパターンの存在が示唆されました。
では、炭素数が同数の異性体の場合、どうなるのでしょうか?
Dissolution Profiles of Carbamazepine Cocrystals with Cis–Trans Isomeric Coformers
Pharmaceutical Research
Maaya Omori, Hibiki Yamamoto, Fumiya Matsui, Kiyohiko Sugano
そこで今回、以前検討...
2022-02-23